ローン返済シミュレーター
借入金額と金利、借入期間から返済の目安をグラフつきで確認できます。
ローンを組むときに気になるのは、「毎月いくら返すのか」「全部でいくら払うのか」という点です。
金利や返済期間を見ても、頭の中だけで返済額を計算するのは少し大変です。
「ローン返済シミュレーター」は、借入金額・金利・借入期間を入れるだけで、毎月の返済額・返済総額・利息の目安を計算できるツールです。
返済方式は、元利均等返済(毎月の返済額がほぼ同じ方式)と、元金均等返済(毎月返す元金が同じ方式)の2種類に対応しています。
月ごとの返済予定表や、元金と利息のグラフも確認できます。
返済予定表があると、今どれくらいお金を返していて、あとどれくらい借入額が残っているのかが見え、返済計画を立てやすくなります。
住宅ローンの一部期間の確認、マイカーローン、教育ローン、事業資金、カードローンなど、短中期の借入返済シミュレーションにご利用いただけます。
ただし、計算結果はあくまで目安です。
実際の返済額は、金融機関の計算方法や契約内容によって変わる場合があります。
ローン返済シミュレーターでできること
本ツールでは、ローンの返済について次の内容を確認できます。
- 毎月の返済額
- 返済総額
- 利息の合計
- 月ごとの返済予定表
- 元金と利息のグラフ
- 返済後の残高の推移
ローンでは、借りた金額そのものを「元金」と呼びます。そして、金融機関に支払う上乗せ分が「利息」です。
例えば100万円を借りた場合、100万円が元金です。そこに金利に応じた利息が加わり、最終的な返済総額が決まります。
つまり、ローン返済では元金だけでなく、利息を含めていくら払うのかを見ることが大切です。
ローン返済シミュレーターの使い方
ローン返済額の計算に慣れていない場合でも、次の順番で入力すれば目安を確認できます。
- 1返済方式を「元利均等返済」または「元金均等返済」から選ぶ
- 2借入金額を入力する
- 3金利(年利%)を入力する
- 4借入期間をスライダーで選ぶ
- 5計算結果を確認する
借入期間は、例えば「24ヶ月(2年0ヶ月)」のように表示されます。
月数だけでなく、年数でも見られるため、返済期間のイメージをつかみやすくなっています。
本ツールでは、1〜120ヶ月(10年)の範囲で借入期間を選べます。数ヶ月の短い返済から、10年程度の返済計画まで確認できます。
計算後は、毎月の返済額、返済総額、元金と利息のグラフ、返済予定表をまとめて見られます。
また、本ツールに入力した金額や条件は、計算のためだけに使われます。当サイトが入力内容を確認したり、個人の借入内容としてデータを保存したり見たりすることはありませんのでご安心ください。
元利均等返済と元金均等返済の違い
ローン返済では、返済方式によって毎月の支払い方が変わります。本ツールでは、「元利均等返済」と「元金均等返済」の2つを選べます。
名前だけ見ると少しむずかしく感じるかもしれません。しかし、考え方はそれほど複雑ではありません。
元利均等返済とは?
元利均等返済は、毎月の返済額がほぼ同じになる方式です。
家賃やスマホ料金のように、毎月の支払い額がだいたい決まっているイメージです。毎月いくら払うのかがわかりやすいため、家計の予定を立てやすいのが特徴です。
ただし、返済のはじめのころは利息の割合が大きくなりやすく、元金はゆっくり減っていきます。後半になると、利息の割合が小さくなり、元金が減るスピードが上がります。
元金均等返済とは?
元金均等返済は、毎月返す元金の金額が同じになる方式です。
例えば120万円を24ヶ月で返すなら、元金部分は毎月5万円です。そこに、その月の利息を足して毎月の返済額を出します。
最初は借入残高が多いため、利息も多くなります。そのため、返済のはじめは毎月返済額が大きくなりやすいです。
一方で、返済が進むほど残高が減るため、利息も少なくなります。その結果、毎月返済額は少しずつ下がりやすくなります。
2つの返済方式を比較
返済方式の違いは、次のように整理できます。
| 返済方式 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 元利均等返済 | 毎月の返済額がほぼ同じで、家計の予定を立てやすい | 返済初期は利息の割合が大きく、総利息が多くなりやすい |
| 元金均等返済 | 元金が早めに減りやすく、総利息を抑えやすい | 返済初期の毎月返済額が大きくなりやすい |
元利均等返済は、「毎月の支払いを安定させたい人」に向いています。
元金均等返済は、「はじめの負担が少し大きくても、利息を抑えたい人」に向いています。
ただし、どちらが必ず正解というわけではありません。
毎月の返済額と返済総額の両方を見て、無理なく返せる条件を選ぶことが大切です。
ローン返済額を自分で計算する考え方
ローンの返済額は、主に次の4つで変わります。
- 借入金額
- 金利
- 借入期間
- 返済方式
本ツールを使えば自動で計算できますが、基本の考え方を知っておくと、結果を読み取りやすくなります。
ここでは、できるだけむずかしい式を使わずに説明します。
年利を月利に直す
ローンの金利は、「年利」で表示されることが多いです。
年利とは、1年間でどれくらい利息がかかるかを表す数字です。
しかし、ローンの返済は毎月行うことが多いため、毎月の利息を計算するには「月利」に直す必要があります。
月利とは、1ヶ月あたりの金利です。
月利 = 年利 ÷ 12
例えば年利3%なら、1ヶ月あたりは次のようになります。
3% ÷ 12 = 0.25%
計算で使うときは、0.25%を小数に直して「0.0025」と考えます。
ここで注意したいのは、年利3%をそのまま毎月の利息計算に使わないことです。
毎月の利息を出すときは、年利ではなく月利にそろえます。
元金均等返済の計算例
元金均等返済は、計算の考え方が比較的シンプルです。
まず、借入金額を返済回数で割ります。
- 毎月の元金返済額 = 借入金額 ÷ 返済回数
- 毎月の利息 = その月の返済前残高 × 月利
- 毎月の返済額 = 毎月の元金返済額 + 毎月の利息
例えば、120万円を24ヶ月、年利3%で借りる場合を考えます。
- 毎月の元金返済額:1,200,000円 ÷ 24 = 50,000円
- 月利:3% ÷ 12 = 0.25%
- 初月の利息:1,200,000円 × 0.0025 = 3,000円
- 初月の返済額:50,000円 + 3,000円 = 53,000円
2ヶ月目は、元金を5万円返したあとです。そのため、返済前の残高は115万円になります。
残高が減ると、そこにかかる利息も少なくなります。元金均等返済では、このように返済が進むほど毎月の返済額が下がりやすくなります。
元利均等返済は計算式が少し複雑
元利均等返済は、毎月の返済額をほぼ同じにする方式です。
そのため、元金均等返済より計算式が複雑です。電卓だけで正確に計算しようとすると、かなり手間がかかります。
毎月返済額を手早く確認したい場合は、ローン返済シミュレーターやExcel、Googleスプレッドシートを使うのがおすすめです。
ExcelやGoogleスプレッドシートで計算する場合は、PMT関数を使います。
例えば、次のように入力したとします。
A1:借入金額
B1:年利
C1:返済回数
元利均等返済の毎月返済額は、次の式で計算できます。
=PMT(B1/100/12,C1,-A1)
ポイントは、年利を「B1/100/12」として月利に直すことです。
年利3%なら、3を100で割って0.03にし、さらに12で割ります。
また、返済回数は年数ではなく月数でそろえます。
Excelに慣れていない場合は、無理に関数を使う必要はありません。
当サイトのローン返済シミュレーターに条件を入力すれば、毎月返済額や返済総額の目安をすぐ確認できます。
返済総額と利息総額を見る理由
ローンを考えるときは、「毎月いくら払うか」に目が向きやすいです。
もちろん、毎月返済額はとても大切です。
しかし、もう1つ確認したいのが、返済総額と利息総額です。
毎月の返済額が少なく見えても、返済期間が長くなると、トータルの支払い利息が増える場合があります。
反対に、返済期間を短くすると利息は抑えやすくなりますが、毎月の負担は大きくなります。
利息は、1ヶ月分だけを見ると小さく感じても、長い期間になると総返済額が大きくなることがあります。
そのため、ローンを比べるときは、毎月の返済額だけでなく、「最終的にいくら払うのか?」も確認しましょう。
返済予定表を見るときのポイント
返済予定表では、毎月の返済額だけでなく、次の内容を確認できます。
- 元金がいくら減ったか
- 利息をいくら払ったか
- 残高がいくら残っているか
特に元利均等返済では、返済のはじめのころに利息の割合が大きくなりやすいです。
そのため、「毎月払っているのに、思ったより元金が減っていない」と感じることがあります。
返済予定表を見ると、どの月にどれくらい元金が減るのかを確認できます。
数字だけではわかりにくい場合は、元金と利息のグラフもあわせて見ると理解しやすくなります。
実際の借入では、保証料、事務手数料、ボーナス払い、金利変更などが関係する場合があります。正式な返済額や契約条件は、金融機関の案内や契約書類で確認してください。
よくある質問
Q. 元利均等返済と元金均等返済の違いは何ですか?
A. 元利均等返済は、毎月の返済額がほぼ同じになる方式です。一方で、元金均等返済は、毎月返す元金の金額が同じになる方式です。元利均等返済は毎月の支払いを安定させやすく、元金均等返済は総利息を抑えやすい傾向があります。
Q. 100万円を借りたら毎月いくら返済するか計算できますか?
A. はい、計算できます。借入金額に100万円を入力し、金利と借入期間を入れると、毎月の返済額と返済総額の目安を確認できます。年利や返済期間を変えて試すと、月々の負担を比べやすくなります。
Q. 住宅ローンの返済シミュレーションにも使えますか?
A. 目安の確認には使えます。ただし、ローン返済シミュレーターの借入期間は1〜120ヶ月です。35年のような長期住宅ローン全体を細かく計算することはできません。短中期の借入や、一部期間の確認に向いています。
Q. 返済予定表では何がわかりますか?
A. 毎月の返済額、元金、利息、残高の推移がわかります。どの月に元金がどれくらい減り、利息をいくら支払うのかを確認できます。家計の見通しを立てたいときや、事業資金の資金繰りを考えるときにも役立ちます。
Q. 実際の金融機関の返済額と同じになりますか?
A. 完全に同じとは限りません。金融機関ごとの端数処理、事務手数料、保証料、ボーナス払い、金利変更などにより、実際の返済額と差が出る場合があります。本ツールの結果は、借入前の目安確認や返済計画を考えるための参考としてご利用ください。
こちらのアプリもおすすめです
ローン返済額や利息を確認すると、金利の仕組みや家計全体の計画も考えやすくなります。当サイト「道具屋さんアプリ」では、次のツールもあわせてご利用いただけます。
最後に
ローン返済では、毎月返済額だけでなく、返済総額と利息の合計を見ることが大切です。
毎月の支払いが少なく見えても、返済期間が長くなると、利息の合計が大きくなる場合があります。
道具屋さんアプリの「ローン返済シミュレーター」では、元利均等返済と元金均等返済を切り替えながら、借入返済シミュレーションの目安を確認できます。
借入前の確認や返済計画の見直しにご活用ください。
なお、計算結果は目安です。実際の借入条件や正式な返済額は、金融機関の案内や契約内容をご確認ください。